ブログを読んでいただいている数少ない皆様、ご覧いただきありがとうございます。
久しぶりに住宅ローン早期完済のための話です。
ローンを組まずに購入できる方には意味がない内容ですが、ぼくも含めて、大多数の方はローンを組みますよね。
でも、ぼくの場合、そもそも法外に儲かっている金融機関になんか、金利なんか支払いたくない。。ではなく最小限にしたい!というモチベーションを持ち続けました。
そうなると、どんな住宅ローンを選ぶか。。ということです。
【その1】何を置いても低金利
今は日銀のゼロ金利政策のおかげで、各金融機関の住宅ローン金利はとても低くなっていて、今は変動で0.4%台、固定で0.3~0.5%台なんですね。。羨ましいです。
ぼくは2002年、みずほ銀行で住宅金融支援機構の住宅ローンを借りました。当時は今よりもマネーに対するこだわりが少なかったので金利を正確に記憶していませんが、確か、2.4%くらいでした。
住宅ローンを借りるなら、やはり金利が低いほうが良いに決まっています。借りる金額も大きいので、少しの金利差が返済額トータルでは大きな差になることもあります。
以降に書いているとおり、金利を「固定」にするか「変動」にするか、繰り上げ返済の手数料などと合わせて時間をかけて確認して金融機関を選びましょう。
【その2】固定金利 or 変動金利
しばらく前の新聞記事に、最近、新規の住宅ローン契約者には銀行が「変動」を勧めているという内容がありました。これは、銀行は今後、金利が上がることを予想しているということを示唆しているとのこと。
ということは、、変動よりも若干金利は高めになりますが、多分、「固定」を選ぶのが良いのでしょう。金融機関もバカではありません、、いや、マネーに関してはぼくたちよりもアンテナが高く、将来を見通しているということを知っておくべきです。
固定金利は文字通り金利が固定ですが、変動金利では通常は半年に1回、金利が見直されます。
一方、返済額の見直しは5年に1回です。つまり、変動金利の場合、金利の急変があった場合、返済総額が増えてしまうケースもあるということです。
区分 | 金利変動 | 返済額の増減 |
---|---|---|
固定金利 | なし | なし |
変動金利 | あり (一般的には1回/半年) |
あり (一般的には1回/5年) |
※住宅ローンには固定金利・変動金利のハイブリッド型などもあります。詳しくは各金融機関の情報を確認ください。
※未来の金利変動は誰にも分かりません。固定金利・変動金利の選択はご自身の判断で。
【その3】繰り上げ返済が容易で手数料が安い
金融機関に支払う金利は、極小化したいですもんね。余裕資金ができたら、どんどん繰り上げ返済をしましょう。
そのためには、繰り上げ返済の利便性が重要になってきますよね。
当時、ぼくが住宅ローンを借りていた金融機関ではインターネットでの繰り上げ返済はできなかったので、支店に行って手続きをしていました。
運賃と時間をかけて店頭に行っていましたが、今はインターネットがあります。
ネットで繰り上げ返済できるか、その時の手数料が無料かなども金融機関を選ぶ際のポイントの1つになるでしょう。
【その4】借り換えも考える
現在のように金利が下がりきった状況では借り換え手数料を考慮すると逆に損してしまう可能性もありますが、金融機関を変えることで以下のようなメリットがあるなら考えても良いかもしれません。
❶給与振り込み銀行・公共料金引き押しとなどをしている金融機関で、
特典により、より低金利にできる。
❷繰り上げ返済手数料の利便性向上・手数料削減を見込める
❸キャンペーンをしている
(ポイント付与、他行振込手数料無料化、キャッシュバックなどのキャンペーン
をしている金融機関もあり)
ぼくの場合、返済期間中に金利が下がったため、2005年に住宅金融支援機構からメインバンクである東京三菱銀行へ借り換えました。
借り換え時点での残債は600万円、期間5年の固定金利1.2%に低下させることができました。
※実際の借り換えにあたっては金利・返済計画・手数料などを確認して判断してください。
以上、ぼくの住宅ローン返済において取り組んだことを中心に書いてみました。