36歳で住宅ローン完済!そして"FIRE"へ いちっとのブログ

36歳で住宅ローンを完済したぼくがFIRE(Financial Independence Retire Early)に向けて取り組んでいる資産運用などの情報を発信していきます

♪住宅ローン早期完済のために その②:持ち株会をやってみよう

2019年度が始まりました。
電車も込み合って、新たに社会人になった方がいることを実感しています。

前回、「♪早期完済のために その①:新入社員は今すぐ財形を始めよう!」

 

ichitto.hatenablog.com

で財形の有効性について書きましたが、資産形成にもう1つ有効なものがあります。
それは、持株会です。
すべての会社にあるわけではないですが、持株会も有効な資産形成の手段です。
その理由は、以下のとおりです。

 A これも給与天引きになる(先取り投資)
 B 会社から奨励金が出る(場合がある)
 C
 D 株に対する興味を持つきっかけにできる
 E 仕事に対する情熱になる(かも)

まず、Aについて。
これはその①でも説明したとおり、多くの持株会は給与天引きになるでしょうから、先取りで投資できるということです。毎月の残ったお金を投資に回すやりかたでは決して長続きしません。

次に、Bについて。
持株会を持つ会社によっては、「持株会奨励金」を出してくれます。
ぼくが勤務する会社では10%で、今は毎月2,000円買っていますので200円です。預金金利に比べたら、とても大きいですよね。

そして、Cについて。
毎月同じ金額で買い付けますので、「ドルコスト平均法」の効果があります。
【例】毎月2,000円分 自社株買い
   4月買い付け時の株価:400円 →   5株購入
   5月買い付け時の株価:200円 → 10株購入
   合計4,000円で15株購入しましたから、取得単価は266.7円/株となります。
高値掴みを防いで、取得コストを平準化する効果があります。

最後にDについて。
持株会に入ればあなたはもう株主です。配当も受け取れます。そして、毎日の株価、何がきっかけで自社の株価が上下するのか見るようになるでしょう。
また、同じ業界のライバル企業と言われている会社の株価と比較したりするかもしれませんね。
更に、他の業界にも目を向けるようになったらしめたもの。資産形成に役立つことでしょう。

Eは精神論なので、説明は省きます。

持株会にはタイムリーな売却をできないというデメリットを挙げる方もいますが、インサイダーのリスクがありますから当然のことです。
個人的にはそのデメリットよりも、上記のメリットの方が大きいと考えています。
住宅ローン早期完済に向けて、持株会も有効に活用してほしいものです。