ブログを読んでいただいている数少ない皆様、ご覧いただきありがとうございます。
社会保険料の負担増などにより収入が増えにくい昨今、自力のみで住宅ローンの早期返済をすることはなかなか難しいですよね。
いろいろなサイトの記事の中には、「頭金の一部を祖父母・両親から援助してもらうことも考えましょう」という趣旨の内容もあります。
要は、贈与を利用して、ローン返済の負担を減らしちゃおう!ということです♪
ご存知の方もいると思いますが、祖父母・両親からの年間110万円までの生前贈与(暦年贈与)は非課税となります。
それとは別に、住宅購入資金の生前贈与には特例があります。
消費増税前後で差異はあるものの、祖父母・両親から、300万円~3000万円を非課税で贈与してもらうことが可能です。
詳細は、以下のSUUMOのホームページまたは金融庁のホームページを参考にしていただくと良いです。
それに、上記の暦年贈与との併用が可能ですので、更に金額を増やすことことができます。
この制度を活用すれば、住宅ローンの早期完済に大きく近づくのではないでしょうか。
誰でも活用できる制度ではありませんが、皆さんも、一度、祖父母・ご両親に相談してみても良いですね。聞くのはタダですから(^^;)
ちなみに、この制度がいつから制定できたのか分からないのですが、(知っていても活用できなかった可能性もありますが)、ぼくは使うことができませんでした。。
ところで、この制度を設けている政府の狙いは、もちろん「住宅ローン世代の早期返済を助けること」。。ではありません。
日本の金融資産は高齢者に偏っています。約1,800兆円の金融資産のうち約60%が60歳以上の世帯に偏在しているというデータもあります。
今回紹介したような制度によって高齢者に偏る資産を若年層にシフトし、「浮いた」お金を消費に回してほしい、、そんな政府の切なる願いが込められています。
もし、この制度を活用して住宅ローンの負担が軽くなった方は、是非、浮いたお金で大きな買い物をしてほしいものです。