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柿安本店から、中間決算報告書が届きました。
同社は三重県に本社を置く、「肉の老舗」です。
皆さんも、デパ地下の総菜売り場、ショッピングモールの「口福堂」などを目にしたことがあるのではないでしょうか。
そして、中間決算資料によると、前年同期比で売上は微減、経常利益は微増、純利益は減少となったようです。
そして、肝心の配当は、中間はなく期末のみで、前年と変わらず65円/株(100株保有ですから6,500円)ということでした。※2月末時点の株主を対象
一方で、フードコート業態の新ブランド展開、ミシュランガイドへの掲載など、明るい話題について記載がありました。
とはいっても、三重県の会社ということもあり、新しい業態を三重県・愛知県で出すことが多く、都内ではなかなか巡り合えないことは残念です。
柿安を取り巻く環境は追い風・向かい風が入り混じっているように思われます。
肉食ブームが続くうちに、新ビジネス展開を加速させてほしいものです。。そして、その結果の増配にも期待したいですね。
【追い風】
①肉食ブームが継続している
②JASDAQから東証一部への上場市場変更
③消費税8%→10%は向かい風である一方、外食からデパ地下などの中食(なかしょく)へのシフトも
考えられ、その点は追い風
【向かい風】
①消費税8%→10%に起因する外食機会の減少
②韓国からの観光客減少(この影響は軽微か。。)
③景気後退による、外食・中食機会の減少
※株価の行方は誰にも分かりません。投資は自己判断で。